押入の中に入ったままになっていた SUN Netra X1 を、近日公開予定なURL転送サービス用のサーバーとするために引っ張り出す。

3年近く押し入れで眠っていたので、入れるべきパッチは山ほどある。そもそも Netra X1 が押入送りになったのは、その当時使っていたRedHat / FreeBSD なサーバーと並行してのパッチ管理が僕の能力不足で出来なかったからなんだけど・・・

その当時の Solaris パッチ適用方法:
1.SunSolveを始めとする各種リソースを確認して、必要なパッチを判断。
2.ダウンロードしてパッチを適用。もちろんパッチの依存関係あり。

実は今回 Netra X1 を引っ張り出す気になったのは、パッチ適用作業を簡単にするSun Patch Manager 2.0 の存在に気付いたから。と言うことで、以下その利用方法メモ。

※Sun Patch Manager 2.0 入手
ココより、Solaris 8 SPARC 版をダウンロード。
・ダウンロードファイルを解凍後 pmsetup を実行して、Sun Patch Manager 2.0 インストール

※Sun Patch Manager 2.0 によるパッチ適用

・システム解析・必要パッチ抽出
 # smpatch analyze > plist

・パッチダウンロード&インストール
 # smpatch update -x idlist=plist
 
 先ずはマルチユーザモードで上記実行。適用パッチの中にシングルユーザーモードでの実行が必要な物があった場合 /var/sadm/spool/disallowed_patch_list に書き出されるので、必要に応じて以下実行

 # init S
 # smpatch update -x idlist= /var/sadm/spool/disallowed_patch_list

拍子抜けするほど作業が簡単になっている。^_^;