Linode.com のようなユーザーインタフェイスは用意できていないものの、自分で使うにはコマンドラインからの利用で十二分って事にしておこう。本当はLinode.comクローンを作りたかったものの、簡単な作業ではないので断念・・
Linode.com
Linode.com のようなユーザーインタフェイスは用意できていないものの、自分で使うにはコマンドラインからの利用で十二分って事にしておこう。本当はLinode.comクローンを作りたかったものの、簡単な作業ではないので断念・・
新規申し込み月の利用料金は日割計算されるので、月初に申し込んでも月末に申し込んでも利用料金の損得はありません。しかし解約の場合、解約月分の料金が日割り計算されるなんて事は無く1ヶ月分の料金がそのまま必要となります。利用料金は前月末の先払いとなっていますので、解約月の利用料を日割りにすると残金の返金が面倒くさいという理由かもしれません?
Linode.com の解約は月初でなく、月末近く(ただし次月分料金が課金される前)に行うのがお得という事になります。
利用期間の縛りも無いので、気楽に契約&解約できます。
数多くのディストリビューションの中から好みのものインストール出来るのが linode.com の良いところだと思いますが、これからも選択可能ディストリビューションは増えていきそうな勢いです。
1. Linode.com - Members Home ページにログイン
2. Distro Wizard メニューにてインストールディストリビューション選択
Select your Distribution
Fedora Core 1 [450 MB min.size]
Select Disk Image Size
1444 MB
Select Swap
Create New: 128 MB
Root Password
好きな物を設定
以上を設定の上、"Create Profile"
Disk Create From Distribution - Fedora Core 1
Create Filesystem - 128MB Swap Image
の完了を待つ
3. Disk Images メニューにて /home 域作成
Create an empty Disk Image 実行
Label
Disk Image /home
Size
1500 MB
Filesystem Type
ext3
以上を設定の上、"Create Disk"
Create Filesystem - Disk Image /home
の完了を待つ
4. Configurations メニューにてファイルパーテーション割り付け
My Fedora Core 1 Profile (default) 選択
Drive Setup で /dev/ubdc に "Disk Image /home" を割り当て
"Save Profile"実行
5. Overviewメニューよりシステムブート
System Boot - My Fedora Core 1 Profile
の完了を待つ
6. SSH でコンソールに接続し root ログイン(コンソールへの接続方法は Overview メニュー "SSH, Remote Console and Desktop Information" 参照)
7. /etc/fstab 変更
/etc/fstab へ以下追記
/dev/ubdc /home ext3 defaults,usrquota,grpquota 1 2
8. システムリブート
注)reboot コマンドでは無く、管理画面 Overviewメニューよりシステムリブート
9. システム再起動後再度コンソールよりルートログインし、次のコマンドを実行(quota を有効にする)。
/sbin/quotacheck -c -u -g -a
/sbin/quotaon -aug
以後の処理は、コンソール画面よりルート権限にて実行
10. パッケージのアップデート&不足パッケージのインストール
apt-get update
apt-get upgrade
rpmdb --rebuilddb
apt-get upgrade
apt-get install httpd bind bind-chroot telnet-server \
expect net-snmp php mod_ssl xinetd m4
apt-get clean
11. BlueQuartz 5100R パッケージダウンロード
ftp://open.cobaltqube.org/pub/BlueQuartz/5100R/FC1/ より最新パッケージ取得
wget ftp://open.cobaltqube.org/pub/BlueQuartz/5100R/FC1/BlueQuartz-5100R-20040412.tar.gz
上記サイトはかなり遅いのでミラーサイト利用が吉
http://bluequartz.myhost.lu/BlueQuartz/5100R/FC1/
http://bluequartz.pacificdreams.net/files/BlueQuartz/5100R/FC1/
12. パッケージ展開
tar zxvf BlueQuartz-5100R-20040412.tar.gz
13. BlueQuartz インストール
cd BlueQuartz-5100R-20040412
./install.sh
14. ネットワークゲートウェイ再設定
上記処理でネットワークゲートウェイ情報が失われるので、 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 に、"GATEWAY= " 行を追加
/etc/init.d/network restart 実行
15. BlueQuartz にログイン&初期設定
http://サーバーアドレス/login でログインページ表示
ユーザー admin / パスワード admin でシステム管理画面にログイン出来るので、初期設定&管理者パスワードの変更を行う。
以上